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ラテンアメリカ文学

どうも!頻繁に更新しようとしています!
ただけーまです^^♪

今日はラテンアメリカ文学のお話。
実は授業に恵まれて(?)かどうかはわかりませんが笑
ここ最近ラテンアメリカ文学に触れる機会が多かったので、ちょっとそれに関して述べてみようかと。

ガルシア・マルケスの長編「百年の孤独」とアレホ・カルペンティエールの短編集「時との戦い」という、ちょっと対象的な文学形式の作品を読んでみました。
いやー・・・ラテンアメリカ小説は読みづらいですねー・・・
今、安倍公房の「密会」を読んでるんですが、そっちのがすらすら読めるよ!
※彼は一応シュルレアリスム作家です笑
まあ、なんでそんなに読みづらいのかっていうと、多分魔術的リアリズムの手法があるからなんでしょうなあ。
魔術的リアリズムっていうのは、カルペンティエールによって大成され、その後のラテンアメリカ文学に大きな影響を与えることになる、ラテンアメリカ文学特有の文学技法です。
この技法によって、ラテンアメリカ文学は脱アメリカ化(それまでは大体が欧米小説の二番煎じ)していくらしいんですが、詳しいことはよくわかりません!笑
要するにどういう技法かと言いますと、ラテンアメリカの自然はカルペンティエールいわく「驚異的な自然」であって、それを記述するだけで、新しい世界観が開けるのだとか、なんとか。だからシュルレアリスムのブルトンのような自動手記や恣意的な直喩なんかはする必要がないんだっていう警鐘でもあったわけですね。
まあ、無意識に在る「らしい」超現実は、ラテンアメリカじゃ普通に自然としてあるんだよっていう、ラテンアメリカ独特の文芸技法ですね。

でも読んだ印象は、シュルレアリスムとそれほど変わんなくね?
でした。
ちょっと驚異的な現実を誇張して書いてやしないか、と個人的な意見としては。
あ、でもそれは特にガルシア・マルケスの作品で感じたもので、アレホ・カルペンティエールはやっぱり大成者なだけあって、そんな誇張は見られませんでしたけど!
でも「百年の孤独」の方が読みやすい、あら不思議。

アレホ・カルペンティエールはガルシア・マルケスよりも一世代前の作家ですね。ガルシア・マルケスからすれば大先輩にあたります。ラテンアメリカ文学の重鎮的存在だったようで。
彼の功績のおかげでラテンアメリカの文学は「独立」を果たすわけですが、果たしてそれは一体どういった小説なのか。そこで読んだのが、鼓直氏いわく、彼の「エッセンスが詰まっている」という「時との戦い」・・・
うーん・・・読みづらい・・・けどこれはしょうがないのかな?
というのもここでは、というかタイトルからして明らかではありますが、普通の時系列が存在しないのです。
ここでは、「聖ヤコブへの道」と「種への旅」「夜の如くに」の3篇なのですが。
それぞれ時間の円環、逆転、時空間操作が行われていて。
いやはやなんとも面白い。というか読みづらい・・・笑
「聖ヤコブへの道」はミイラ取りがミイラになる、ということわざのような、不思議な印象。
後半で、前半とまったく同じ表現が出てきてもしや・・・と思ったら案の定でした。
詳細は読んでほしいのですが、まあ無限的時間の中に誘う存在に、誘われたものが、誘う存在に・・・
「種への旅」っていうのは要するに、精子と卵子への旅っていうことですww
いや、正確には受精する前ですかね・・・とにかくある男が死んだ後から始まり。
生まれる前まで時間が遡っていくという話・・・
しかしそれは単純な巻き戻しでは決してなくて、自由な存在への飛翔という形で語られているのも特徴でしょうか。
最後の「夜の如くに」では時だけでなく、空間の操作も行われています。
鼓直氏の「ラテンアメリカ小説の世界」という文芸評論があるんですが。
それ読むまで何が起きてるかさっぱりわからなかった笑
確かに、トロヤとか出てくるのにスペインとかフランスとかいう単語がでてきて、「?」って感じでした。
でもプロットが大体同じなので、プロット的には違和感なく読めるのが不思議。
結局、戦争に行く前日はどの時代も同じ、というか歴史の循環性みたいなものを描写しているように思えたのですが、それは個人の意見としてとどめておきます笑

ガルシア・マルケスの「百年の孤独」は、世界一の長編小説と言っても過言ではない小説です。
数年前に、ノルウェー・ブッククラブによって世界の長編小説名作百選に選ばれ、かつその人気投票にて、2位のマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」と大差をつけて1位になった小説なのです!
これは、文学部としては是非1度読んでおくべき!と、いやあ、本当に授業に感謝です。。
4日で無理やり読み終えました!(発表1週間前に読み始めたので苦笑)
いや、でも前評判通り、すごく面白かったです。
まあ、暫定的に世界一の小説ですからね・・・笑
何が面白いかっていうと、この流れるような文体。
いくら過剰に文章がデコレイトされていても苦にならなずにすらすらと読み進めることができました。
そして何よりもマルケスの思想がいたるところに散らされている!
ぼくが気づかなかった部分もかなり多かったですが、この小説は読み方がとっても多種多様です。
とにかく内容が濃いのでその人独自の解釈が存在すると思うので紹介はしませんが・・・
是非読んでみてください!


あー、またとりとめのない駄文かつ長文になってしまった・・・


というわけで要約。
・ラテンアメリカ小説は誇張が多い
・アレホ・カルペンティエールは魔術的リアリズムの名手
・「百年の孤独」を読め


hona-☆
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多田K馬

Author:多田K馬
東京の大学に在籍していて、吹奏楽のサークルでサックス吹いてます♪つれづれに色んなことを書いていくつもりなので、趣味がある方は是非コメントを☆
趣味は、音楽鑑賞(ホールでも家でも)絵画鑑賞(美術館で)映画鑑賞(家でw)読書(電車でw)などなど割と雑食。

それぞれで特に好きな作品は・・・

音楽:アストル・ピアソラ、ヨハン・セバスティアン・バッハ、安藤裕子
絵画:クロード・モネ、アンリ・ルソー、シュルレアリスム
映画:勅使河原宏、北野武、中島哲也
読書:安倍公房、芥川龍之介、中島敦

これおすすめ!とかあったら教えてほしいです。
では、よろしくお願いします♪

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